解体清祓(かいたいきよばらい) 100年の歴史に感謝を込めて

解体清祓(かいたいきよばらい) 100年の歴史に感謝を込めて

皆さま、こんにちは。

今日は志都呂八幡宮にとって、一つの大きな節目となる出来事のご報告です。
長年、地域の皆さまの交流や神事の拠点として親しまれてきた「社務所」が、このたび解体されることとなりました。

解体作業に先立ち、まずは解体清祓(かいたいきよばらい)を執り行いました。

長年、この場所を守ってくださった神様へこれまでの感謝をお伝えし、これから始まる工事の安全を祈願する大切な儀式です。

宮司さんの祝詞を聞きながら、ここで執り行われた数々の行事や、皆さまとの語らいの時間を思い出し、改めて胸が熱くなりました。

お祓いの後は、スタッフ総出で社務所内の片付けを行いました。
「もしかしたら、床下や屋根裏から歴史的なお宝が出てくるかも……!」と、少しだけ淡い期待を抱きながらの作業です。

隅々までひっくり返して見つかったのは、古い湯飲み茶わんや、いつの時代か分からないほど使い込まれた掃除道具たち。残念ながら、いわゆる「金銀財宝」のようなお宝は見つかりませんでした(笑)。

しかし、埃を被った古い備品の一つひとつに、かつての宮総代たちや地域の方々がこの場所を大切に維持してきた「手間」と「心」が刻まれていました。目に見える宝物はなくとも、そこには確かに「誠実に守り抜かれてきた時間」という価値が眠っていたのだと感じます。

形ある建物はなくなりますが、これは終わりではなく、新しい歴史の始まりです。
今回の解体は、次の100年、200年とこの神社が続いていくための「整地」でもあります。

社務所に宿っていた温かな空気感、そして先人たちが繋いでくれた思い。
それらをしっかり引き継いで、また新しい形で皆さまを迎えられる場所を作っていきたいと思います。

なお、片付けのときに見つけたオヤッと感じたもの解体作業の様子は、後日ブログでお伝えします。